赤ちゃんの虫歯菌はどうやって検査するの?検査の必要性とは

赤ちゃんの虫歯菌検査の方法と必要性

赤ちゃんの虫歯については気にかけている方も多いですよね。

しっかり気をつけていても知らぬ間に虫歯菌に感染していることもあり、子供のオーラルの状態が悪くなったのを目の当たりにして悩んでしまった方もいるのではないでしょうか。

赤ちゃんの虫歯菌の検査方法や検査の必要性、感染経路について詳しくチェックし対策方法や予防について把握しておきましょう。

虫歯の菌は唾液の中にいる?赤ちゃんの虫歯菌を検査する方法。

そもそも虫歯とはどのようなものなのでしょうか。実は口の中が悪くなってしまうのは菌による感染症が原因なのです。人の口の中にはとても多い数の細菌が生息しています。常在菌の多くは直接的な悪影響はなく、むしろ健康な状態を保つためには必要な菌がほとんどです。

虫歯菌は菌を持つ方の唾液から感染します。生まれたばかりの赤ちゃんには悪くなるための菌は存在しません。母親や家族の唾液から感染することがほとんどなのです。

虫歯菌と呼ばれる歯を悪化させる原因となるのはミュータンス菌、これに感染してしまうと完全に口の中から取り除くことができません。ミュータンス菌は歯を溶かす酸を作り出します。そして炭水化物や砂糖に含まれているラクトバチラス菌によって歯が溶けだし悪化してしまうのです。

赤ちゃんがミュータンス菌に感染しているかどうかを検査するには、検査を行っている医者や病院などで行うことができます。

まずはかかりつけの医師などに検査を行うことができるかどうかを効いてみるのが良いでしょう。

検査では口の中にミュータンス菌が存在するかどうかをチェックすることができます。赤ちゃんへの検査では3段階から判定することができ、少ない、多い、非常に多いに分かれます。

検査を受けた時に多い、非常に多いと診断された場合には菌を減らすためのケアやホームケアを行ってあげる必要があるでしょう。

また家族も一緒に検査を受けるのも良いでしょう。家族のリスクが高いと結果として感染しやすい赤ちゃんのリスクも高まってしまいます。

最新の唾液検査では唾液の量やミュータンス菌の数だけではなく、汚れの付き方や頻度、トータル的でどのくらい悪くしてしまうかどうかを判定することができます。検査を受けた上でミュータンス菌を減らすクリーニングやフッ素が配合されているジェルを使ったホームケアを行うことで、家族のリスクを下げることで赤ちゃんへの感染リスクも下げることができます。

赤ちゃんの歯みがきを始める時期、予防はいつからすべき?

赤ちゃんの歯磨きを始めるにはいつぐらいの時期が良いのでしょうか。

実際には赤ちゃんの歯が生えてきたらブラッシングを始めるのが良いとされています。

赤ちゃんの成長には個人差が大きく、生後2ヶ月過ぎから生えてくる子もいれば、1歳になるまで生えてこないという子もいます。平均すると生後5ヶ月くらいから8ヶ月くらいの間に生えてくる子が多く、生えてきたのを確認したらブラッシングをするようにしましょう。最初は下前の2本が生えてくることが多く、離乳食をスタートしていなければ食べかすなども残りづらいためすぐにブラッシングする必要はありません。この頃であればブラッシングに徐々になれさせていくためのケアを心がけてみましょう。

まず赤ちゃんの頭をひざに乗せて仰向けに寝かせます。清潔な綿棒やガーゼを使って食後などに拭いてあげるようにしましょう。1日に1回から2回程度、口に物を入れる感覚になれさせていくことも大事です。

下の2本が生えると上の4本も生えてきます。上の4本が生える頃には離乳食が始まっていることも多いでしょう。離乳食が始まるとガーゼや綿棒などではもうすべての汚れを落とし切るのは難しいことも多く、上の4本が生えてきたらブラシをつかったブラッシングを行うのが良いでしょう。

しかし赤ちゃんもブラシの感触になれないうちはしっかり磨くことは難しいので、まずはブラシの感触になれさせることからはじめましょう。赤ちゃん用の小さくやわらかめのブラシを使って、口の中に入れても泣かないようになるまでは膝の上に寝かせて少しずつ磨いてあげましょう。

赤ちゃんは特に弱く、ミュータンス菌に感染すると一気に溶けてしまいます。そのためしっかりとした予防を行う必要があります。検査はもちろんのこと、ラクトバチラス菌である甘いものを与えすぎないことなども大事なことです。

ミュータンス菌ラクトバチラス菌がなければ悪くならないのでまずはこれらを口の中に入れないことが必要になります。糖分をコントロールすることはもちろんですが、食生活を少し見直すだけでもリスクをかなり抑えることができます。

虫歯になりにくい食べ物とカンタンにできるおやつはコレ

もしミュータンス菌に感染してしまっても、その活動を抑えるためのホームジェルを使った歯磨きも予防につながります。

ホームジェルはフッ化第一スズが配合されたものが良いでしょう。しかし赤ちゃんに使用するホームジェルはフッ素濃度が100ppmくらいのアイテムを使うのが好ましいです。高濃度の900ppmなどのアイテムではなく、赤ちゃん用のアイテムを選択しましょう。1日のうちで毎回しっかりとしたブラッシングを行うことは赤ちゃんのうちでも難しいもの、できれば就寝前だけでもしっかりと行ってあげることが肝心です。

お口の中の虫歯菌を乳酸菌で減らすバイオガイアやブリアンというものもあります。ブリアンはバイオガイアと比較しても安価なので始めやすいかもしれません。

赤ちゃんにキスするリスク、虫歯の原因と細菌の関係

赤ちゃんへミュータンス菌を感染させてしまうリスクについて、やはり母親から感染させてしまうケースがほとんどだと言われています。

赤ちゃんへの感染の割合は母親が90%にものぼるといわれており、それだけ母親が注意しておく必要があると言えるでしょう。

父親やその他家族からの感染は約10%となっており、まずは母親が気をつけることが肝心です。

母親は赤ちゃんとは密接な関係にあるため、育児や普段の生活でも何気ない時に感染のリスクが高いです。

例えば離乳食をはじめるころは母親からの唾液や口から直接感染してしまう恐れがあります。熱いから冷まそうとしてフーフーするのは実はミュータンス菌を食べ物に飛ばしてしまっていることがあります。

次に母親が頬にキスをしてしまっている方も多いかもしれませんが実はNGです。頬にキスすることで赤ちゃんへのミュータンス菌感染のリスクが高まります。直接口にキスされる方は少ないでしょう、しかし顔などへのキスの場合も赤ちゃんはキスした場所を手で触ってしまい、それを口にいれてしまったりするので避けるようにしましょう。

どうしてもキスなどでスキンシップしたい時には、スキンシップを行った後にしっかりと除菌ティッシュなどで患部を拭き取ることが肝心です。そして食器を共用してしまっているご家庭もあるかもしれませんが、これもNGとなります。ミュータンス菌の感染経路になってしまうおそれがあるのです。食器の共用を避け、なるべく洗う時にも専用のスポンジなど用意してあげると良いでしょう。

まとめ

特にこのミュータンス菌に感染しやすいとされているのが1歳半から3歳くらいまでと言われており、この期間は家族で赤ちゃんからミュータンス菌を感染させることのないよう気をつけておきましょう。

3歳までにミュータンス菌を口の中で繁殖させることの無いようにすることができれば、以降定着率が低くなり、結果としてその後にかかるリスクを低減することができます。もちろん永久歯に生え変わるまで、生え変わってからのしっかりとしたオーラルケアは必要不可欠です。

厄介な虫歯菌がうつっても大丈夫!子供に人気の乳酸菌歯磨き粉

人生の中で虫歯にかかりにくくなることは大きなアドバンテージになります。かかりやすい状態になってしまうと定期的に病院などに通う必要があるため、時間もお金も大きく異なってきます。替えがきくことのない一生ものです。そのためまずは母親と家族で赤ちゃんの時から気をつけてあげることでしっかりと守ってあげたいですね。