フッ素

虫歯予防に効果的な成分としてよくフッ素という言葉を耳にします。

フッ素が配合されている歯磨き粉も発売されていますね。

歯医者さんでも、初期虫歯の治療などにはフッ素塗布が当たり前の治療方法になっています。

では実際にどのような働きをしてくれるのでしょうか。
 

まず一つに、歯垢の細菌の活動を抑えてくれます。

歯垢は、ネバネバした細菌で、なんと1mgの歯垢には約数億~十数億の細菌がいるといわれています。

この歯垢をそのままにしておくとやがて歯石となり、歯磨きだけでは取り除くことができなくなります。

細菌の塊をずっと歯に付けているような状態になってしまうので、歯にとってはよくありません。

フッ素は、細菌の活動を抑えるとともに、歯垢が作る酸の量も抑えてくれます。

そしてよく耳にする「歯の再石灰化」という言葉をご存じでしょうか。

人間の口の中では、一日の中で脱灰と再石灰化を何度も繰り返しています。

脱灰の状態が続いてしまうと、初期虫歯であっても進行してしまいますが、歯が再石灰化することで、虫歯の進行を抑えてくれます。

フッ素はこの歯の再石灰化を促進してくれます。

 

 

そしてもう一つは歯を強くしてくれることです。

歯の表面を、酸に強い性質にしてくれます。

 

 

 

フッ素を使った歯磨きは、小さい頃から始めた方が良いとされています。

小さなお子様がいる家庭では子供の口に入れるのが怖い、などの理由から躊躇してしまいがちですが、早めに対策しておくことが大切です。

乳歯や生えたての歯はとても柔らかく歯も溶けやすいです。

そのため一度虫歯になってしまうと進行がとても早く、しかも最も虫歯になりやすい時期でもあるのでフッ素で歯の表面にあるエナメル質を強くしておくことが大事です。

 

 

市販されている歯磨き粉にはほとんどフッ素が配合されていますが、歯磨き粉の他にもスプレーやジェルなども販売されています。

ジェルは、歯ブラシを使って歯全体に塗り、その時塗り残しがないように隅々まで塗ります。

そしてそのまま30分ほど放置するという使い方をします。

この30分の間は、飲食やうがいなどはできません。

低濃度で小さなお子様にも安心して使えるフッ素配合のスプレーもあります。

スプレーは直接歯に吹きかけて使用します。

 

 

 

フッ素は虫歯予防に効果的なのはもはや一般常識ですが、小さなお子様に使うとなると、子供には毒性が強いという考えもありますが、子供用の歯磨き粉に含まれている量は微量なので、体内に蓄積されることはありません。

歯医者さんも使用を推奨しているので、小さいうちから歯を強くして虫歯予防をすることは大切です。

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