ネットでは見つけられないBLISに関する新情報

最近ブリアン等のBLIS菌配合商品がネットで話題となっており、そのせいかBLIS菌に関する情報を収集している方が増えてきた様に感じます
BLIS(Bacteriocin-Like-Lahibitory-Substances)とは同環境に生息する菌の繁殖を抑える物質の事で、Streptcoccus Salivariusの一部が出していることから虫歯菌の繁殖を抑制する事の期待をされています。
BLIS M18やBLIS K12というのはStreptococcus Salivarius M18、Streptococcus Salivarius K12と同義であるという認識で宜しいかと思います。

この菌に関する研究はまだまだこれから行われる所なのですが、虫歯になりづらい人々の口腔内で共通して見つかったことから研究が始まり、プロバイオティクスの一環として口腔環境改善の為に摂取する人々が増えています。

BLIS菌の元となっているS.Salivariusとは

口腔レンサ球菌と呼ばれ、通常どんな人の口の中にも生息しているのですが、この菌株にも多くの変異種がおりその中の一部がM18、K12という口腔善玉菌となります。

しかしながらS.Salivariusは基本的には人体に害を成す事もある菌なので、基礎知識として覚えておきましょう。

私達の口の中は非常に細かな血管が沢山通っているのですが、お口の中で繁殖した菌が歯茎等で繁殖をすることで腫れてくるようになります。

これは免疫の白血球や貪食細胞と呼ばれる物が菌と戦い膿として出てくることで体を守っているのですが、免疫力の低下や菌が非常に多くなってしまい血液中に流れ込んでしまう病気があります。この時点で敗血症と呼ばれる全身疾患となりますが、S.Salivariusは筋膜に付着するとそこで増殖を始め、心内膜炎等を引き起こす恐れがあります。

私達の体には様々な菌が生息しているため、S.Salivariusだけが問題となることは余りありませんが、バランスが崩れることによって引き起こされる病気には重篤なものが多いのです。

これらの治療には病院での抗生物質投与、熱が引き起こされるため解熱剤、場合によっては手術が必要になる場合もあります。

口腔善玉菌として着目を浴びている菌ではありますが、多すぎてはこうした症状が出てくることも懸念されるのです。

安全性のテストはクリアされるのか

米国での細菌テストはクリアしている菌ですが日本でのテストはクリアされるでしょうか。

恐らくですが厚生労働省のテストはアメリカでのテストを倣う形になることが殆どなので、問題なくクリアされるものになるかと思います。

歯科予防先進国では既に臨床下でブリアンと同じような歯磨き粉、及びプロバイオティクス薬品は既に存在しており、広く普及されています。

安全性の基準としては体への影響を第一に考慮されており、また継続性のテストも行われるため日本では安全性のテストをクリアするまでに時間がかかるでしょう。

分子生物学や細菌学の観点からの専門家の意見、統計学的な効果の実証等を踏まえることでより安全に使うことが出来る為、こうした期間が設けられています。

BLIS菌の定着と歯磨き

口腔内細菌は歯磨きをしたとしても時間経過によって元の数まで戻りますが、歯磨きの最中や歯磨き直後というのは最も新規菌株の入り込みやすい環境だと言えます。

というのも、歯磨きによって菌の絶対数が下がることで新たな菌株の入り込む余地が出来てくるからであり、歯磨き前に摂取した場合と比べ歯磨き直後のほうが定着率が増すのです

また、BLIS菌の効果は虫歯菌であるStreptcoccus mutansを根絶するものではなくあくまで酸を多く出させない為のものでしかありません。

こうした事を踏まえると歯磨きを日常的に習慣付ける事と併用しなければ効果を発揮することが出来ない菌株であることが分かります。

従ってブリアンを一日一回使った歯磨き、その後昼食後、夕食後、と歯磨きを欠かさずに行うことが虫歯リスクを低下させる鍵となるのです。

懸念されるデメリットとは

薬剤耐性菌という言葉を聞いたことがあるでしょうか。菌は環境に応じて様々な進化を遂げる為、BLIS菌の出す抑制物質を無効化する菌も将来的には出現する可能性があります。

薬学の世界は菌と薬のイタチごっこと呼ばれており、どれだけ素晴らしい抗生物質を作ったとしても、耐性がつく菌は一定数出現してしまいます。

そうしたこれと同じ様にBLIS菌の出す抑制物質にも耐性のついた虫歯菌というのが出て来る可能性はあるのですが、BLIS菌も同様に進化する為、S.mutansに対する新たな攻撃手段を持った菌株も出てくることでしょう。

こうした事を踏まえるとプロバイオティクスを最初に使う一世代目、ニ世代目というのは比較的最も効果の現れる世代となるため、今使うことは最もその恩恵を感じることが出来るかもしれません。

BLIS菌によって虫歯にならない体になるのか

多くの方々は虫歯にならない、悩みを解決したいという願いがあると思います。

しかしながらBLIS菌の常在によって虫歯にならない体になったというのは難しいと言えるでしょう

虫歯へ至る原因は虫歯菌だけではなく生活習慣や口腔環境、物理的なものまで含まれます。

唾液の酸性度を測るpHが低く、口の中が賛成に傾きやすい方は虫歯になりやすいですし、電解質であるミネラルを多く含む方も虫歯になりやすいのです。

歯が溶け出すという減少を虫歯と言いますが、虫歯リスクを減らす事で一生涯虫歯にならなかった、という体を作ることは出来ますが、虫歯に絶対にならない体であると言うことは出来ないのです。

まとめ

ともあれBLIS菌は虫歯リスクの大きな要因である虫歯菌を抑制するものなので、効果は絶大です。
世間一般に普及される日も遠くないかもしれません

BLIS M18が成分に含まれているブリアン歯磨き粉を使うことで虫歯になりにくいお口を手に入れられることができそうです。

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